隣のババ様・・・ほか2話
公開日:
:
最終更新日:2018/03/16
日記
隣のババ様 2017-03-12
防災無線から東日本大震災被災者黙祷の
アナウンスが流れた後に、その知らせは届いた
隣のババ様の黙祷も合わせたというわけだ
妙な気持ちだ
ご冥福を祈り、偲ぶ
毎日、牧草畑に入って草取りしていたっけ
一人で黙々と日が暮れるまで
広い牧草にポツンと1人で頑張る姿が印象に残る
どこか寂しいような
先だたれた夫を偲んでいたのだろうか
最近ではボケが入って、ディサービス通いしてた
ご主人は3年前に無くなった
享年は同じ94歳、仲よく歳を重ねたような
一口に94歳というけれど
健康管理は相当なものだったろう
冥福を祈るとともに私も見習わなくてはね
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最近の葬儀 2017-03-13
都会じゃ当たり前なんだろうけど
こんな田舎でも火葬、葬儀と同日挙行が多くなった
いや、ほとんどそうだ
昔はね、火葬、葬儀と別々だった
1日で供養するなんざ、心がこもってない
そんな考えだったなあ
考えというか
しきたりだったなあ
遠い親戚は何日も泊りがけ、当たり前だった
火葬、葬儀と1日で終わる日程
先駆けの頃は私も
亡くなった人に、何て薄情なんだろうという思いだった
1日で終える日程が浸透してくると
特に違和感なく
お知らせから、そうなんだとなる
今のご時世、否が応でも
そんなこんな受け止めている私
そこにあるのは淡々ですね
こうふく論 2017-03-14
こうふくと言えば何を思い出すだろうか?
幸福、降伏
どちらかの捉え方で今の自分があるだろう
勿論、私の場合「幸福」しか思い浮かばなかった
「降伏」も確かにこうふくだよな
私にとって、こうふくは「幸福」の代名詞だったからね
キャパが狭いと言われればそれまで
この「こうふく」を上手に使う人がいる
やはり出来る人は違うというか、視野が広いというか
時の首相、安倍晋三さん
「家庭の幸福は、妻への降伏」だ、なんて
妻の好きにさせておくのが愛情という思いかららしい
そこに浮かぶのは「寛大な夫」像
私とどことなく似てるんじゃないか?
なんて、言葉に便乗するウヌボレ!
だが、私の場合
これがいいのか悪いのか結論は出ていない
某学園で注目の首相夫人
「魚座の新月。全てを最善として受け入れ、大きな流れにゆだねる」
といって天真爛漫に動いて魅力を作ってるようだが
いずれにしろ「ご油断なく」の手綱は必要と感じることしきり
隣のババ様のお通夜の日
朝からふと思ったことである
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