新しい食育基本計画案に期待する
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最終更新日:2018/04/16
日記
政府の食育の方針となる食育推進基本計画案がまとまりましたね。
食文化の継承や、若い世代を中心とした推進を重点課題に掲げて
いる。
この食育基本法なるもの、
2005年に施行、国で5年ごとに基本計画を作成するとしている。
今回の3時計画は3月に決定し、2016年度実施となるわけだ。
1次・2次と国が食育に取り組んで来たが、
この間、若い世代と高齢者の一人世帯が増えた。
この結果、活力となる朝食や三度の食事を抜いたり食習慣の
乱れが生じているとか。
栄養が偏ったりすと結果、
生活習慣病の発症や重症化を招く元にもなっているいう。
保険料(税金)の出費の増大にも繫がることから、
自分の財布、国の損失にもなる訳ですね。
また、一人親世帯の増加もあり、子どもの貧困も今課題となって
いる。子どもの成長期にかかわらず、家族と一緒に満足に食事を
取れない、片や、大量の食品廃棄物を発生させているのも我が国の
現状だ。
伝統的な料理や食材は十分継承されず、失われつつあるのも課題。
めまぐるしい環境の変化とはいえ、私たちが生きていくうえで
一番大切な食への意識が希薄になっているというわけ。
このことを踏まえ、食や農への理解を深めるため、
農業体験を増やすことは大事だ。
今回の3次計画では国民が体験する目標値を40%以上とした。
その中心となるのは、小学校、中学校であろう。
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2次計画では
学校給食に地場産物を使用する目標値を30%とした訳だが、
残念ながら27%にとどまってしまった。
生きた教材とも言える地場産物の活用、
このことから国民が体験する目標値を40%以上を目標とした
意図がうかがわれる。
また、
20~30代と若い世代に限定した目標値を新たに加えたのも特徴、
朝食の欠食率を25%から15%以下にすることだ。
なぜならこの世代は大学生、社会人のの一人暮らしが多いからだ。
国の推進してきた、食育の施策から外れていたと言っても過言で
ない。
このためには、朝食を提供する周りの協力も不可欠であろう、
地域の支援、学生食堂、社員食堂などが挙げられよう。
今まで内閣府が担っていた食育、2016年度から農水省に移管する
という、食と農を軸にして展開するという試みで、成果を出すと
いうことだろう。
食習慣の基本は家庭で身につくもの、
子どもが自分で料理を作る親子料理体験をもっと増やすなどの推進、
高齢化する社会、介護の予防ともなる、一人暮らし高齢者が集い
食事する場の構築するなどの想い、
国は広く国民に浸透させなければならない。
どちらかというと農業者相手(一次産業者)の農水省、
全国民を相手にするこの大役、個人的にはどうなんだろう?
という思いもあるが、大いに期待する私。
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