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大根おろし・・・ほか9話

公開日: : 最終更新日:2018/04/17 日記



大根おろし 2013-05-06

たかが大根、されど大根!
大根おろしの効能は凄いという。
大根おろしは、私の大好きな肉などの食べ過ぎにいいし、
何せ、4つの強みを合わせ持っているそうな。

1つ 三大栄養素の消化酵素
大根おろしには、3大栄養素すべての消化を手伝ってくれる。
これの効能は大きい!!
それは、3つの「ゼ」という酵素があるから。

まず「ジアスターゼ」は、でんぷん(炭水化物)の消化酵素。
次に「リパーゼ」は脂質の消化酵素
そして「プロテアーゼ」はタンパク質の消化酵素。
と、いう具合に3拍子揃った優れモノ。

2つ  イソチオシアネート
これは、大根おろしをすった時に合成される苦味成分。抗酸化
作用、血液の代謝アップ、老化防止、癌予防の効果。


3つ  ビタミンC
ご存知、美肌作り、ストレスに打ち勝つ作用。

4つ  食物繊維
腸を綺麗にし、便秘解消。

効果を出すコツとしては、すりたての大根おろしを10分以内に
食べる。なお、2つ目の辛味成分は大根の先の部分に多く含まれる。

すりおろすのは皮ごとで、という具合。
そして、大根おろしを続けることも大事なことだという。

ゴミ集積所(その2) 2013-05-07

長い連休も終わり、今日から出勤という人たちが多いことだろう。
寒い連休であった。スカッとした晴天にも恵まれず、桜の花見も
さっぱり。こんな年はなかったなあ。


それと、今日は家庭ゴミを出す日でもある。
この間の、記憶がまだ生ナマしい。
集積所の引戸を開けた途端、ゴミ袋の山が崩れて足元に転げ
出す始末。その前に、引戸が開かなかったっけ。

戸を外して、ゴミ袋を入れたんだよな。

今日も、そのような状態だろうなと思いながら、ゴミ袋を
持って集積所へ。ところが、引戸が簡単に開いた。

あれ、曜日を間違えたか?一瞬戸惑う。
だが、開けてビックリ玉手箱!

何と、ゴミ袋の山が整然と積まれていたのだ。
引戸の周囲は、スペースを残して。
驚いたのと、関心したのがゴッチャ混ぜ。
思わず発した言葉が、じゃ、じゃ、じゃ!
狐にでも騙されたか?

実は、これで当たり前なんだよな。
驚くこと事態が、驚きなんだよな!
と、妙に、クールになっている自分が可笑しい。

帰りがてら、考える。
あれは、偶然だろうか?
それとも、この間の雑然事を皆さん意識した結果なのだろうか?

いや、猜疑心は持たず、いい方に考えようとぜ!と、別の自分が
語りかけている。誰言うとなく、行われた共同施設でのマナー。

小さな事だが、相手を思いやる気持ち。
これを、地域の絆と言うんだろうなあ。

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チュウ助とチュン太 2013-05-08

悪戯なねずみとすずめである。
一見、愛らしくさえ見えるねずみとすずめ。
悪さするねずみとずずめに、チュウ助とチュン太と名付けようか?

春先納入の温湯消毒された種籾は、浸種の時が来るまで仮保管する。
ところが、チュウ助ねずみ・・・。
床に置こうものなら、すぐネットに入った種籾を食い荒らす始末。

そこで、天井の梁に吊るし、チュウ助を近づけない工夫。
にも関わらず、翌朝には、床に種籾がこぼれている。

近くの物を伝わり、ジャンプして籾種の入ったネットに
飛びついてるとしか考えられない。ネットの網目に爪を立てれば、
吊り下がった状態の物でも、体を保持できるし。


少しずらして、吊るす場所を変えてみるが、なかなどうして。
少しぐらいではゴマかしが効かない。

翌朝には、また、床に種籾がこぼれているのだ。
やられた!こんなに物から離してるのに・・・と、驚くこと3回。
そのだびに、ネットを修繕して近くの物から遠ざける。

チュウ助のいたずら、いや、チュウ助のエサを遠ざける苦労のはて、
時が来ると、種籾の浸種、催芽、播種と進む
やっと、チュウ助から開放される。

播種した育苗箱をビニールハウスに並べると、毎日、水撒きと
温度管理となる。温度管理は、ビニールハウスのサイドの
ビニールを開け、外気を入れて行う。


さあ、すると今度はバトンを受け継いだかのように、チュン太
すずめがビニールハウスの中に入ってくる。

飛んでいるだけなら、まだいい。

育苗箱に降りて、新芽を嘴で引っこ抜くのだ。
根っこには、まだ種籾がくっついている。
くっついているというか、種籾から芽がでた状態。
チュン太は、これをエサとしているのだ。

追い払っても、すぐ戻ってきて、育苗箱の上を歩いている。
頭を、ペコペコ上下させコメンナサイの素振りだが、明らかに
突っついている様子。ン・もう!捕まえて、ヤキトリするぞ!!

何か妙案はないものか?

一難去ってまた一難とはこと事。
悪さするチューチューのチュウ助ねずみと、チュンチュンの
チュン太すずめである。




堆肥散布 2013-05-09

連休中の悪天候続きと違って、
やっと天気が続く日がやってきた。
私の出番である。

田んぼに、堆肥の運搬と散布。
トラクターにマニアスプレッターを牽引させて散布する。
何せ、この機械は、もともと広い牧草などに使用するシロモノ。
小型とはいえ、狭い田んぼでは何回も切り返しを行う。

堆肥置き場から、フロントローダーにアタッチメントしたフォークで
堆肥を積み込む。
3~4回の積み込みで8部目にしたら、スコップで
体裁を整えて出発。


そのまま、運搬すると、はみ出た堆肥がポタポタと道路に落ちるからだ。
それと、満載にすると、散布の拡散板が目詰まりを起こすからだ。

1日に田んぼ4枚ぐらいというペース。
途中で、雨が降ると、田んぼがぬかるため作業はストップとなる。
だから、連続の天気は必要なのだ。

今、私のところは、やっと山桜が咲き始めている。
それを、遠くに眺めながら、のんびりの農作業。
農村ののどかさを満喫しながら。
サラリーマン時代は、とてもとても考えられなかった光景だ。



すずめ対策 2013-05-10

ビニールハウスに侵入し、育苗箱の種籾をついばむ、すずめ。
悪さするすずめの対策を考えてみた。

有るものを利用してということで、籾種の入ったネットをカット
して広げ、何枚も繋ぎ合わせて、長いネットにする。

それを、ビニールハウスの支柱に針金で吊り下げるという具合。

ビニールハウスのサイドは、育苗箱との隙間が40センチくらいの
狭い場所。しかも、傾斜があることから、そり反りながらの作業。

これが、結構疲れる。移動する時、気を付けなければ、育苗箱を
踏みつけてしまう。


やっとこさ完成。昼休みの時間に入る。昼休みも終わって、
ビニールハウスを恐る恐る覗いて見る。あ~、何としたことか!

1羽のすずめが、チュンチュンと気持ち良さそうに、育苗箱の
上を渡り歩いているではないか。軽いフットワークで頭を上下
させながら。あちゃ~!思わず力が抜ける。


ネットと、ビニールハウスの隙間が大きいのだ。
追い払うと、ネットの下からうまく通り抜け、逃げていった。

すずめも器用なものだと感心。
まあ、すずめも生活が掛かっているからな。
その後、針金や紐で、隙間を小さくする余計な作業に追われる。

籾種ではねずみで、
ビニールハウスではすずめで悪さされ、振り回される。
全くもう、チュウ助とチュウ太野郎メ!!

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田んぼの水騒動 2013-05-11

昨日は、春うららの、暖かく心地よい1日だった。
おかげで、農作業もはかどる。

田んぼの水(土地改良区管理の用水)が、わが地区にも流れてきた。
例年より2日ばかり遅いような気がする。今年は、小口水路の改修
工事やらで、時間が掛かったせいもあろう。


1昨日の夕方は、まだ流れて無かった。
朝方になって、水が流れているのを確認した。

ところが、深夜に到着したであろう水は、所どころの田んぼを
悲惨な結果にしていた。春先の水路には、枯れ草、枯葉、ビニール
の残材等があちらこちらに残っている。わずかばかりの量でも、
先頭の水の流れを阻害する時もあるのだ。


場所により、流れ切れないで、水路をせき止める。
すると、溢れた水は、氾濫した川のごとく、田んぼに流れる。

日中であれば、田んぼに人が居るので、何かしら気がつく。
だから、惨事に至るまではいかない。深夜の誰もいない所に、
水が到着したものだから、案の定、事は起きてしまった。


おかげで、我が田んぼも、被害?甚大。
まだ、田おこしが終わっていない。
水が入ると、田おこしのロータリーに負荷がかかる。

朝の、誰も居ない静かな田んぼ。
デジカメを持って、何げの水路確認であるはずだったが、
一変しはてた、とんだ事態に遭遇したものである。
ゴミ上げ、流れの確認、写真やらで、小一時間は奮闘したんでは
ないだろうか?


私の慌てぶりと、あたふたと動き回り、汗した一コマでありました。



田起こし 2013-05-12

田んぼに堆肥の散布、金肥の施肥が済んで、
いよいよ、田起こしが始まった。

そう、トラクターのロータリーで田んぼを掘る作業である。
要は、代掻きでのどろんこを作りやすくするための作業。
地方によっては、田打ちとも言うようだ。

今年の散布した堆肥は、稲わらが多く混ざっている。
牧草地放射能除染作業の影響もあり、我が家では牛の頭数が減。
それを補うため、稲わらを堆肥に多投した結果だった。

稲わらは、なかなか腐食が進まない。
細かく粉砕して、よく土に混ぜ腐食を促進する必要がある。
ロータリーの回転数は、例年と同じ回転数とするも、トラクター
の速度を極端に落として、回転のトータル数を稼ぐ。


心地よいエンジン音、超低速に春の風。
ついつい、眠くなってきますなあ。

防災無線塔のスピーカーからは、しきりに、春の農作業の安全と
注意!の広報がやたらと流れる。ハイハイと一人返事をしながら
作業は進む・・・実は、エンジン音で聞こえません(笑)。


午後から、折り悪く雨降りとなった。
安全のためにも、無理をせず今日の作業はこれにて終了!!
今日の成果は、午前中の田んぼ3枚でございました。



土いじり 2013-05-13

農作業に明け暮れをしていて、ふと思い出した人がいた。
農家でもなく、団地に住んで居て、土いじりが好きだという人。

久かたに、メールする。
農作業の手伝いしてるのかい?
もし、そうであれば、とても良いことだね。

ほどなく、
昨日トマトとレタスの定植してきました(喜びマーク)
土をいじると癒されます。
との、返事がきた。

そうか、そうか、
近所?の農家さんで、お手伝いしたんだね。

土をいじると癒されますの言葉に、私自身がとても癒された。
さあ、これで今日も頑張れるなぁ!!

いつまで続く? 2013-05-14

私が、ブログを作っていることを、知っている知人が言った。
農作業の事ばっかり!ですねー。

褒めているのか、けなしているのか?
当然、後者のほうであることは明白。
私の、自己満足ですから?!と、言い訳するも汗。

そりゃ、そうだろう、私個人の気まぐれな日記。
読めと押し売りする私のほうが間違っている!!

早いもので、始めてから間もなく1年になる。
記事投稿数は、いつも間にか346件となってしまった。

いつまで、続くんだろう、この日記。
感傷にふけっている暇はない、さあ今日も農作業、農作業!!

水のご褒美 2013-05-15

今の所、稲苗は順調に育っている。
今年の田植えは、例年より一週間遅くすることで考えている。
西日本の暑さに比べ、こちらは寒さが続く天気。
いつもと、違う気がするからだ。

一週間延ばすとなれば、稲苗の管理にもコツがいる。
ビニールハウスの両サイドを、わざと広げにする。
外気を一杯入れ、ビニールハウスの室温も下げるのである。

稲苗も生き物。
温度が下がると、成長も緩慢となる。
様子を見ながら、稲苗の成長を調整してゆく。
そこには、稲苗との無言の対話がある。

快感ですなあ。
私の、腕一本で成長を促進させたり、緩慢にさせたり。

今日も、私の言うことを素直に聞いてくれる稲苗に、
ご褒美としてたっぷりと水を与えるのである。

そうそう、
二日酔いの私にも、おこぼれに預かりまして、水のご褒美?

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