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スタイル・・・ほか9話

公開日: : 最終更新日:2018/04/17 日記

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スタイル 2013-05-26

田植えスタイルも様々である。
私みたいに、チンタラ田植えする者。
突然のように、一気に田植えする者。

そんな場合は、朝一番から、道路を走る轟音がすごいね。
稲苗を、トラクターのキャリアにたっぷりと積み込み、エンジンを
全開?にして、前輪を浮き上げるようにして疾走?して行く。

続いて、稲苗を満載した軽トラが、後を追ってという具合。

あとは、田んぼの底が抜けるのではと思うくらいのスタッフが、
一斉に田んぼに入り植え直し。
まさに、機械力と人海戦力だね。その様子は、集団で喰らい付く
ピラニアにも似て凄い!


かく言う私も、昨日で田植えが終了。
残った4角の補植やら、箱洗いやらで、スタッフを動員。
あと、もう少しで、田植えも終了ですなあ。

そうそう、大人たちに混じって、いたずらガキン子たちも来る
んだよな。家の中も、あちこち片付け方だね!




合唱 2013-05-27

田植えあとのカエルの鳴き声、夜ともなれば集団で一斉に
ケロケロ、ゲロゲロと。そう!カエルの大合唱なのだ。

可愛い声もあれば、あまり聞きたくない声も混じっている。

しかし、よくもまあ!このカエルの集団、一体どこから現れた
んだろう? つい、この前までは、カエルの声なんて聞こえなかった
のに。田植え終了を待ってましたとばかりに、申し合わせたように
鳴きだす。


もう、農業機械も田んぼに入らず、安心だからと草むらや土の中
から出てきて、田んぼのプール?でカエルの「第九」でも合唱
しているのだろうか?


カエルの歓喜の歌 交響曲第九番?
普段そんなに意識しないのだが、意識してよく聞いていると、
その音量たるや相当なもの。騒音問題といったレベルじゃないかな?


が、その騒音も一定のリズムとなっているから、ある意味心地よい
のかも知れない。人様も、騒音レベルの鳴き声を聞きながら、いつ
の間にか寝入ってしまうから不思議である。


カエルはそんなこと知る由もない。
自分たちの領域で、力一杯に一晩歌い続けるのだから、
そのバイタリティたるや凄い。そして、朝になるとピタッと止む。
これまた不思議。疲れ果て、お日様の上がった日中に寝てしまう
のかな?


しかし、どうであれ、田舎農村の本当にのどかな初夏の風物詩だねえ。

たんぽぽ 2013-05-28

草むらのなかに、真っ黄色な花
緑と黄色の対比
お互いを引き立て、とても鮮やか
癒されますなあ!

先日まで、盛んに咲いていたが、
今は、もう白いワタをつけて、まん丸くなっている
頃合をみて、その場所から飛んでゆくのだ

近場で済ませるたんぽぽ
ずっと遠くまで足を伸ばすたんぽぽ
自分の都合だろうか?

それとも、風の運び屋さんに支払う懐具合で決まるのだろうか?



カモちゃん 2013-05-29

田植えの終わった田んぼには、どこからやってくるのか?
カモの姿が。田んぼの水面を、スイスイと気持ち良さそうに
進んでいる。その、浮かんでいる姿はとても優雅?にさえ見える。


身近なすずめ、カラスは集団であれ、それぞれがバラバラの
行動のなか、カモは夫婦の仲、親子の仲がとてもいいように見える。

いつも一緒だしね。

飽きないんだろうか?
息抜きとかしたら?
余計な心配か!

しかし、このカモたちは、一体どこからやってくるんだろうな?
田植えが終わると、決まったように現れるんだよな。

ヒバリの見世物 2013-05-30

朝、満杯に入っている田んぼの水を止め、その帰り際のこと、
左側の牧草地の中から、急に1羽の小鳥が舞い上がった。
10mも上がったところで、けたたましくピーチクパーチク。
ああ、ヒバリかあ。少し、やかましいんじゃない?

敵が来た時に、仲間に知らせるとか、威嚇するとか、
こういうポーズをすると聞いたことがある。
つまり俺は、敵か?
優しいオジンだぜ?

言い聞かせるように、上空のヒバリをみていると、
今更にと言うか、改めてと言うか、感心すること2つ。

ピーチクパーチクとさえずりながら、
羽を上下にパタパタと高速で動かしながら、
その場を微動だにしない見事なホバーリング。
素晴らしい!!

すると今度は、羽をたたみ、塊となって頭から地上に真っ逆さま。
おいおい、地面に激突するぜ!
ところがどっこい、地面スレスレでパッと羽を広げ、Uターンする
かのごとく身を立て直し、田んぼの畦畔に着地。

お見事!!
さえずりすぎて、気絶でもしたかと思ったよ。

朝早くから、人騒がせなヒバリの勝手な見世物?
見物料でも支払ってやろうかい!!

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動くな!! 2013-05-31

今日は、田んぼの畦畔の草刈り。
動力草刈機で、畦畔を刈り込んで行く。
あまり深く刈り込んでもイケナイ!
3~5センチぐらいは残す刈り方を心がける。

何ゆえに?

そう、畦畔にはカエルが沢山いるからだ。
3~5センチの高さは、カエルが動かず、じっとしていれば、
そのまま上を草刈機が撫でて行く。

動かなけれだよ!
しかし、近づくシャーシャーの回転刃の音にカエルは動揺する
のだろう、耐え切れずに体を浮かせジャンプする。


じっとしてろよ!という、私の願いも虚しく、ジャンプした体が
運悪く刃先にぶつかる。うわー、やっちゃった!

何でー?じっとしてろ、動くなと言ったのに!

哀れ、そして残酷物語。
腕、足をカットされたもの、背中やお腹の皮を剥がされたもの。
まだ、生きているからたまらない。
ヒクヒク動く胴体。無残。
ああ!ナンタルチヤ。

殺生したいと思ってしたことではない。
あれだけ配慮してやったのに!
ともあれ、思わずの出来事に、波阿弥陀仏!



牧草の刈り取り 2013-06-01

今日から6月。早いものである。
4月から始まった農作業も、一段落と言いたいところだが、
これから牧草の刈り取りが始まる。
そう、乾草作りが始まるのだ。

昨年は、放射能除染の対応で、土の反転やら種まきやらで全然
収穫が出来無かった。今年は、待望の牧草が収穫出来る。

牛に食わせる、食わせないは只今実施している放射能分析結果
次第だ。さて、どうなることやら!!


ピンポイント天気 2013-06-02

ピンポイントの一週間予報、
ものの見事、天気が続く、
本当に続くんだよな。

こんなに長く続いたりすると、ここら辺の水分が、
みんな蒸発してしまうんじゃないかと思うくらい。


長く雨が降るのも心配、
長く晴れるのも、ちょっと心配、
私は、とても心配症?なのだ。

さあて、今日も草刈ガンバるべか!
あっ、思い出した。今日は悪戯ガキン子3匹がやって来る
日だっけ!!


悪戯ガキン子 2013-06-03

これ何と読むの?
家内が問う。
ああ、いたずらと読むんだよ。

今日、お前が子守したガキン子3匹のことだよ。
どうだった?
いやー、疲れた~。と、家内。

悪戯で大変だったろう?
悪戯というより、とにかく忙(せわ)しない!!

このガキン子たちと一緒に暮らす娘夫婦は、一体何者?

過繁茂 2013-06-04

牧草がすごい!
昨年、土を反転して、種を播いた牧草。
そして春の追肥。

牧草が、あっという間に伸びて、波うって倒れた。
その様相は、緑の海原といったところ。

草刈機モアーもギブアップ状態。
過繁茂、倒状、糸のように細く長く伸びた牧草の絡まり等々。

動く、トラクターも、超低速運転。
今まで、こんなの見たことも無い。
長年、牧草作りに携わってきた父も驚いている。

まさか、放射能の影響でもあるまい!!

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