頭頂部のハゲ・・・ほか4話
公開日:
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最終更新日:2018/03/17
日記
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頭頂部のハゲ 2015-07-03
サラリーマン時代に築いた頭頂部のハゲ、枕越しにマジッと見
られてる気配を感じる。今朝、家内に言われた。アラッ、あなた、
うぶ毛が生えてる、気付かなかったわ~!
ナヌー! 私の手が頭頂部に伸びる、もやもやっとした手の感触、
大部前から気付いていたのだが、髪の毛(うぶ毛)だったとは、
しかも、大部長くなってる、可視できるぐらい成長してるなんて。
定年退職から3年経つ、その間の環境が変わったせいだろうか。
家内曰く、あなた、身体は酷使してるけどマイペースで仕事(お百姓)
してるでしょう。私から、ガミガミ言われる前に。
いや~、頭も結構酷使してるはずなんだがな~。年と逆こうする身体の
変化、何かがおかしい!?
中干し 2015-07-04
稲の根にストレスを与えて成長を促す。
このことにより稲は丈夫に育ち、実を一杯付けても倒れない。
丈夫に育つということは、いもち病などにも強くなるという理由。
中干しといって、何日か田んぼの水を断つ。
ひび割れが出て、踏んでも跡さえ付かないくらい固くなる土面、
枯れてはならじと深く張る根。
ミイラになってしまうオタマジャクシには気の毒、それと※雑草が
はこびる水管理だが・・。
例年、土地改良区では水量確保、経費節減の目的で、今時期5日ほど
断水を行う。この時期に併せて、私は渋々(why ※)中干しを行う。
今年は先月末の29日夕方より開始、今日で5日目といったところ、
明後日まで行う予定。
ただ、牧草から転作した飼料用米田んぼは水持ちが悪いため、
昨日から中干し開始。大震災で発電所から漏れた放射能除染のため、
深く土の反転を余儀なくされた。このため水持ちさせる粘土層も破壊
されたためだ。
水持ちの悪さは2~3年は続くと思われる、あるいはもっと先か、
誰も分からない。
重い図体をドスンと田んぼに叩きつけるような着地を繰り返し、
稲が倒れないかとハラハラさせるカモ殿。
この間の姿は全くみられない、一体どこで過ごしてるのだろうか?
いれば迷惑な来客ながら気になる。
花か雑草か、刈るか刈らないか? 2015-07-05
今日は土地改良区の用水路の草刈作業、近隣農家総出の作業。
8時半スタート、草刈機のエンジンが一斉に唸りを上げる。
あ・うんの呼吸で草刈が進む、この人はここを刈ったから次はここと
いう具合に先が読めるから。
小学校の前に来た、たんぽぽのように黄色く丈長の花が咲き乱れていた。
1メートルほどの幅で学校の校舎、校庭沿いにずーっと咲いてる、
一見誰かが種でも蒔いて人工的に咲かせたような。
さて、どうしたものか? 敷地は用水路の管理範囲と思えるが、
刈る、刈らないの意見が分かれる。
通学する子供たちの目の保養にいいんじゃないか、いや雑草の中に
咲いてる名も無き花だ。私は残す(刈らない派)の考え、が、多方は
雑草の判断。
一人が草刈機を入れた、後は怒涛のように草刈機が入る、皆日本人
だな~と感じた一瞬。
私を入れて数人は、勿体無いと思いつつ、あーやっちゃったな~と
しばし傍観。が、作業をストップする訳に往かない、邪魔にならぬよう
別の箇所の草刈を行った。
作業時間は1時間ちょっと、配られたアイスクリーム、ジュースの
冷たさが汗ばみを癒す。帰りはその場所を必然に通る、綺麗に刈られて
別に違和感はない。
仲間との雑談に紛れて、先程のことはケロッと忘れて通り過ぎていた。
結局、どちらも正解だったのだろうで、チョン。
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猫もビビる! 2015-07-06
田んぼの中干しは続く、田んぼの低いところ
水溜りになった場所にオタマジャクシは移動してくる。
が、ついにその場所も干しあがる、
オタマジャクシの沢山の死骸、気の毒としか言い様がない。
畦畔近くに数百匹単位、ちょっとどころではないエグさ。
近くには、ネコ殿の糞が・・・
さすがのネコ殿もこれを見てビビったのだろう。
今朝、ヒンヤリとした空気のなか、田んぼの巡回。
田んぼの中にネコ殿が潜んでいた、身をかがめて、稲間から
こちらを覗いてる。
ネコ殿が田んぼの中? 中干しされた硬い田んぼの上をネコ殿は自由に
歩いてる。普段見れぬ光景、そうか、あの糞は歓喜で興奮のウンチ、
エサの縄張りのウンチだったのだ。
今日は、ウンチの話から、きっと「運」のいい一日だろう。
稲の育成とともに、7月中旬以降 2015-07-07
田んぼの中干し、昨日で終了、夕方から入水開始。
一気に入水すると、稲が酸素不足を起こすとかでセーブした入水。
これから幼穂形成期が始まる、15日ころがピークかな、
この間は間断かん水、水を日毎に入れたり断ったり。
それが過ぎると、減数分裂期が始まり田んぼ一杯の湛水管理。
25日ころがピークかな、水管理も神経を使う、なお、湛水管理は8月末
まで続く。
追肥のタイミングは2回、幼穂形成期と減数分裂期、それぞれピーク時
が散布どき。気を付けるべきは、稲の倒状と食味、配付されたカラー
スケール追肥の目安を立てる。
主な追肥は何といっても減数分裂期、葉色が悪い場合に幼穂形成期に
1回目を振るという具合。
田んぼによって、1回で済むところあれば、2回追肥を要する所など様々。
やはり、飼料用米田んぼは、土盤が硬いせいか葉色が悪い、ここは2回の
追肥が必要だね。
さて、問題は肥料の在庫、足りないんだよ、かと言って追加購入も酌に
触る(要はケチ)。在庫に余分な牧草用肥料がある、成分を調べる、
1袋20kg中の窒素成分が4.0、追肥に必要とされる窒素は1.5~2.0kg、
ちょうど半分の10kgを使用すればいい勘定。
よっしゃ、肥料用米田んぼはこれで代用と行こう・・・ホンマかいな!?
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