茄子紺ペンキで仕上げ・・・ほか４話

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ハシゴ酒は3軒がちょうどいい　2015-07-31

7月一杯で店を閉じるという大通りのスナックにお別れの挨拶に
行ってきた。時間がまだ早いので、馴染みの寿司屋で腹ごしらえ。
だが、実に3年ぶり、マスターも髪が随分と白くなっていた。

変わりないねとお互いお世辞、世間話で情報の収集。
ビール、巻物で腹ごしらえを済ませ、いざ！

と、おぼしき、寄り道する馴染みの居酒屋。
来客なく、女の子独占の対の話し、よかったねえ。
唄が聞けなくて残念の声を後に、目的のお店に。

店内は満員、調子はずれ、がなり声のオヤジたち、オバちゃんの
カラオケ。運良くカウンターの端が1席だけ空いていた。
となり席のオヤジ、うるさくて御免と声を掛けてくる、大丈夫とご愛想。
どうやらボックス席までが仲間一同らしい。

3年ぶりのボトルがまだあった、半分以上入ってる、大事に取っておいて
くれたんだ。驚きと感激、ママさんのお人柄。でも全部飲めないな、
ママさんをはじめ店員さんにも御裾分け。

カラオケのお鉢が回ってくる、お披露目する歌はド演歌、ちょいと勇気
がいります。3曲歌って、明日の仕事があるからの言い訳でお会計。

エレベーターまで見送ってくれたママさん、痛風とやらでちょいと
ビッコ。これからどうするの？ 当分は休養ね、体調不良に鞭打って
頑張ってきた様子が伺える。

ママさんへの慰労と感謝の言葉で帰路、まだ寄りたいお店がある。
しかしキリがない、タクシーの人となる。

国道○号線を北上して○銀行の前までの指示、車内での世間話、
地元に着いて、タクシーから降り立つも目の前はこれまた馴染み
のお店。時間は自分の感覚からしてまだ早い、お店に入ると知り合い
がいる。

こうなると、ジックリカラオケ合戦、相手は実に上手い、珍しく負けを
認める。

バイアグラの話で盛り上がり、黄色いTシャツおやじの隣の女性、目が
潤んでる。時計も回って引き上げるには手頃な時間、知人グループを
見送り、タクシーにて帰陣。

10円のお釣り、見栄を切り、いらんという自分の言葉にさらに酔いしれ、
隣人を起こさぬ配慮で静かに就寝（したつもり）。

酒に向かえばまさに歌べし人生幾ばくぞ、、ああ曹操、そしてドンド晴れ。





茄子紺ペンキで仕上げ　2015-08-01

黒地ベースのロータリー台車、下地も乾いたことから今日は仕上げ
ペンキ。黒、グレー、紺、やっぱり紺が落ち着くかなあ、それも茄子紺。

牧草2番草の刈り取りも近づいてる、急がないと。
チモシー牧草の刈り取り適期は1番草刈り取り後55から60日。
6月5日に1番草を刈ったのだから、8月1日～8月5日が適期という訳だ。

昨日GL27トラクターのスターターが突然の故障、エンジン掛からず。
急遽修理依頼、2日くらい掛かるだろう、そうすると草刈はギリギリの
8月3日だね。

それまでにペンキは乾くだろうし、端刈りする自走モアー掃除、
刃研ぎの下準備ができるしでちょうどいいかな。
そうそう、台風13号の動向も計算に入れないとね。
ああ、思い出した飼料用米の稲肥の追肥もあるなあ。



草刈機のハンドルが折れる　2015-08-03

昨日より乾草づくりの作業が始まった。
自走モアーで外周を3周、これはトラクターが走行する幅。
面倒でもこれをしないと車輪で草を踏みつけ刈れなくなるから。

大規模酪農家は、いちいちこんなことをしない、
車輪幅のロスは、大面積で補うからからだね。

8時から取り掛かり、連続で午後1時半まで掛かった。
傾斜地の草刈りに時間を要したせいもある。

プロ級の人は片車輪浮かせるもモアーの作業機をつっかいにして作業
するようだ。あたしゃ度胸も無いし命が惜しいからね。

じゃあ、集草はどうするんだい？ の話は、ここはフォークを使って
手作業だね。少ない牧草地ならではの芸当でしょうかねえ。

自走モアーの草刈りが終了すると、草刈機で辺（ほとり）刈りだね。
減反箇所などの畦畔刈りってとこかな。

あともう少しで作業終了という時、左側のハンドルがポキッと折れた。
応急処置してのハンドルはグラグラ、思うように草が刈れない、
余計疲れましたなあ。

終了時間は午後の6時、思いがけずの時間ロスはあるもんですねえ。

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猛暑の乾草つくり　2015-08-05

8月に入って3日目から我が家の乾草作りが始まった。
途中、草刈機のハンドルが折れるなどアクシデントはあったものの、
天候だけは乾草作りにもってこいの連続ベスト天気。

猛暑と絡まってのこの作業、汗だくだ。
刈り取った草の攪拌（反転）、少しでも風を求めてトラクターを疾走
させる。午前、午後の2回の攪拌、ほぼ一日がかりのドライブは続く。

乾草作りはまだ新米の私、どれくらいの乾燥が必要なのか分からない。
ジジ様の話では、ラップするなら、もういいだろうとのこと。
草を手に取っての感触はしんなりとしていて、薇水分がある感じ。

この状態でラップするとサイレージラップになるんじゃないかの疑問符。
自分の求めるは、出来上がりの乾草で戸外置きできるラップ乾草。
今日、午前中攪拌してみて、判断するかあ。





大玉の真珠　2015-08-06

小高い牧草地に何個も並ぶ純白のアモイ像（ロール乾草）、
朝陽でラップのツヤツヤが輝きとても綺麗、大玉の真珠に見とれて
しまう。

その数は、昨日の私の成果、いいですねえ、この情景、まぶたに
いつまでも焼き付けておきたい。

都会では、とても見られんだろう、つゆ草の上に置かれた沢山の大玉
の真珠。私の贅沢と言っても過言ではないね。

さて、今日も暑くなりそう、残る1/4ほどのラップ乾草作りで終了。
実は今日から本番の予定だった。
何せ刈り取ってから1日半しか経っていない、
朝の湿っとした草の感触、
もう1日は必要と思った私のシロウト判断。

ジジ様曰く、集草作業でも乾く、ラップ巻ならこれで十分の
アドバイスに不安。が、10時を過ぎると草はカラカラ、ジジ様の
おっしゃるとおりとなった。

午前午後の牧草の攪拌（反転）だけだったが、炎天下のせいだね、
普通2日は必要なんだが・・。

さすがベコ（牛）飼い（今は飼ってない）、ん十年、ジジ様のキャリア、
普段ピント外ればっかし言ってるが、当たるから怖い（汗）。
本番前の試し運転のつもりが、あれまあ、半分以上ヤッツケちゃった。

ということで、今日は余裕の作業、運搬まで出来るかも知れない。

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