雨降りと天気予報・・・ほか３話

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雨降りと天気予報　2016-06-13

今日は1日雨模様。静かな雨降りだ。
久しぶりに休養。実にいいもんだ。
当たる天気予報は助かる。何せ心の準備が出来るからね。

どうやらこちらも今日から梅雨入りしたようだ。
ブログを書いてる今携帯が鳴った。
自称オレは一匹狼の酪農家さと言う菅原文太にも似たEさんからだ。

遅くなりやんした。ラップしたロール乾草全部買いますとのこと。
置く場所がないので、今月末か来月はじめまで置いてほしい。
それでよがんすか？

こちらは一向に構いませんと返事。
昨日は牧草に追肥した話をすると、期待してますとのこと。
また購入してもらえる感触をつかんだ。

来月始めは東京の娘と孫が来るなあ。
早朝のメール。7月1日～4日、そっちに行くからよろしく。だって。
あいさつもなく用件のみってやつ。

ちょっと強引じゃありませんか？
まあ、あいつらしいかなんて。天然が混じってるからな。
して、私のから返事は「ほいほい」天然さは五十歩百歩ってとこかな。





河川管理地が存在しません(その7)　2016-06-14

して、文章の流れが決まった。
まずタイトル。
何だ？これはと興味を引くのがいい。

「○○市の深刻なる財政難」これがいいだろう。
装飾もなくストレートな表現。思わず注目するタイトル。
これで本文に引き込めるだろう。さて次は本文だね。

○○市の東部に住む私共の土地のあいだを流れる小さな川がある。
一方が宅地。もう片方が農地だ。小さな川といっても上流では
○○小学校、団地と農家の四十戸ほどがこの川に関与する。
いわば最重要の排水幹線だ。

この川が大雨のたびに私どもの箇所で氾濫する。
泥水で堆積する川底。痛めつけられる道路。宅地は洗掘が進み、
農地は遊水地と化し作物に被害する。被災は毎年のことである。

この困惑を防災の観点で市に訴えた。


抜本的改修は多額を要することからせめて川底の掘り下げ、
もしくは敷砂利をという必要最低限のお願いをした。
あとはお互い様のことで我慢をしましょうという思いからだ。

関係部署の回答はにべもなかった。


期待は見事に裏切られたのだ。何が一番悲しかったかと言えば、
いつの間にやら財政難となっていたことだ。
話には聞いていた。しかしこれほどとは思ってもいなかった。

聞けば、予算が削ずりに削られて
対応する金がございませんというのだ。

私どもではどうにもなりません。


直接市長に懇願してはいかがかとサジを投げ出す職員たち。
住民との間に入って何もする術もなく無念とするその姿に
痛み入るものがある。

「市」には町村と違い、
地方交付税ほか拡大された財源が入ってくる。
都市計画税などの目的税は引き続き取らずとも財政は潤います
などど心地よい選挙公約。


私どもは喜んで後押ししたものである。
蓋を開いてみれば、この通りのありさま。

安心安全で住みよい理想郷○○市。
あれは夢構想でウソだったのか。現実と構想の落差。
何ゆえにという不可解な思い。


叩いてもホコリすら出ない窮状の様子。
○○市も長いことないのではと心配だ。

これほどの窮状であれば、
ささやかな願いも泣き寝入りの我慢で
協力すること仕方ないことだと諦める。

夏には全国に名高い我が市の自慢のお祭りがやってくる。
例年のごとく主役の人となる○○市長。


この窮状にも臆せず、気落ちすることなく、
涼やかに凛としたお姿で祭を盛り上げてほしい。
一市民からせめてもの願いだ。

なお、このような件については、
当局からの回答が常のようだが
見苦しい言い訳になろうことから回答は一切いらない。

草稿はこんなものかな。およそ30分で書き上げる。
あとは、手直しだね。
市政を応援しながらもかなり皮肉が入ってる。
いいんじゃないかい。

そうそう、投稿の仕方も調べておかないとね。

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黒いチップソー　　2016-06-15

すごいチップソーがあるもんだね。
何がすごいか？ 切れ味。草が全然からまない。
只今、田んぼの畦畔の草刈真っ最中。

草刈機チップソーの刃が欠けたりして切れ味悪く、
エンジンも吹かし気味。
チップソーの替え時がきたね。ホームセンターに買い物。
しかし余計なものまで買ってしまうもんだね。

イボ付き（滑り止め）軍手に5本指の靴下でしょう。
それにカッターナイフ。

家に帰ってみたらカッターナイフを除いて、
軍手と靴下は在庫があったりして。
なんじゃらほいの無駄な買い物。

さて、肝心のチップソー。陳列の種類が多いんだなあ。
最初、980円なりの2枚組に手が出てカゴに入れた。
一番安いやつ。1枚当たり490円。でも何だか不安。

カゴに入れた状態で他の品を見入る。
切れ味抜群とか、音が静かで早朝から近所に気兼ねなく
草刈出来るとか、軽量とかそれぞれの特徴を書いてある。

でも、高いんだなあこれが。1枚1500円から2千円近くまで。
カゴに入れたチップソーは安かろうですぐ切れなくなるだろう。
でも2枚あるからいいかなんて。一旦その場を離れる。

安物たった1品なんてカッコつかない。変な見栄が出る。
で、さっきの余計なものを買ってしまったというわけ。

売り場を歩いてたらいつの間に
さっきのチップソーのところにいた。

畦畔に最適の文字が目に入る。単品で価格が中頃。
黒いチップソーだ。忍者が使う手裏剣のようなイメージ。

一生のうちこんなモノも使ってみるかの思いで
カゴにあるさっきのチップソーと交換。

ここにいるとまた迷う。急いでレジに向かう。
家に向かう途中スーパーに寄って
ビールやら刺身やら焼豚やら買う。

こっちのほうが高かったりして。
全く訳がわからん金銭感覚。

昼にはまだ時間ある。
さっそく草刈機にさっき買ったチップソーを取り付け。

混合ガソリンも1リットル持ってルンルン気分で田んぼへ向かう。
エンジンかけて静かに草刈機を右から左に動かす。

切れる切れる、新しいからだろう。
いや違う。今までのものと感触が違う。
エンジンを吹かさなくても切れる。


草がからまない。全く不思議なくらいに。
何なんだこのチップソーは？
驚きとともにいい買い物をし得した気分。

品名はブラックシャーク230×36。
刃と刃の間に切れ込みを入れてある。

これは硬いもの、例えば石ころとか木とかに当たった時
緩衝の役目をするんだとか。

だからチップがこぼれにくい。
長持ちする分切れ味も続くという理屈。

値段はレシートに1992円となっていた。
高いなという感じだがこれは絶品だね。
同品で大きいサイズもある。


今回このサイズを選んだのは畦畔と稲苗の間に入るから。
これで下からすくい上げるようにして草をきれいに刈れるのだ。



黒いチップソー(その2)　2016-06-16

ブラックシャークと名付けられたチップソーの切れ味は
1日フルに使っても変わりなかった。
今まで使っていたものとは確かに違う。

すごい切れ味は両側研磨の薄刃仕上げチップによるものだ。
目に優しいブラック仕上げが何とも心憎い。
サメの切れ味ってとこかな。

2つ目の特徴はシャークスリットで衝撃を吸収し、
刃欠けが少なくなる。
これも特許なんだろうね。

ブラックタイプは雑草刈り、畦畔刈りに特に最適だという。
驚いたことにこのシャークはシリーズがあったということ。
ホームセンターではこれのみしか見なかったのだが。

・ブルーシャーク
すごい耐久力。一般草刈荒地用。
コブで小石をはじき、チップを守る。
・ブラックシャーク
本ブログで紹介のとおり。
・ホワイトシャーク
すごい竹まで切れる本格千鳥刃付。山林・下刈、竹・笹・雑木に。
木工鋸の様にアサリが大きく切り屑のはけが良い。
・レッドシャーク
低く短く刈る。接地刈り。
地面に向けて簡単に短く刈れる。
・イエローシャーク
草の巻付き大幅削減。からまんリングの凸型のメリット。
バリア効果で草の巻付きが大幅減少。

何と5種類も存在するのだ。
会社名は三陽金属。兵庫県にあるんだね。
トラクターのフロントローダーのメーカーで
三陽機器というのがある。

こちらも兵庫県。同名で関係ありそうな気がする。
れっきとした日本製。
だから安心感があるね。

欠点とも言えるところがあるね。
アバウトな使用ができないようだ。

次のようなチップソーは、台金のワレ、
カケの原因となり危険だから使うなとある。
・1ヶ所でも「チップ飛び」があるもの。
・目立て直しの再度使用はせず新しい刃と交換せよ。

他社のチップソーはチップ飛び1～2箇所あっても
切れ味が悪くなるが使えるし
目立ての再度使用が可能だからね。
スリッドが無いせいだ。

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