定年退職後のプロジェクトＸ・・・ほか９話

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定年退職後のプロジェクトＸ　2012-07-02

見よう見真似で立ち上げたブログ。
息子に自慢した・・・ふーん、どんなタイトル?

「日記」と言ったら・・・それじゃインパクトねえからヒット
しないと言う。じゃあどんなタイトル?・・・「定年退職後の
プロジェクトＸ」とか。

大それたタイトルだ・・・大げさ過ぎました（笑）とか副題
付ければ、愛嬌でいいんじゃねえか。
フーンそんなものか・・・なんかイイ加減・・・割り切れない。

でも、それもいいかな・・・なんて、変なオヤジ。



大きなクリの木の下で（その２）　2012-07-02

さっそく孫が来た・・・傍らに立てた看板を見せるべく、
なっちゃん、なっちゃん、クリの木の所に行ってごらん
・・・エッ、なにナニ。

エーッ、なにこれ・・・読んでごらん・・・正直に声出して
読んでる。読み終わったあと、裏側をのぞいてる・・・子供って
ふしぎな行動をする。

夕方、娘が迎えにきた・・・クリのところに行ってみろや
・・・なになに。看板を笑いながら見入ってる・・・３番まで
あったんだ・・・孫と同じこと言ってる。

へーえっ、２番３番と段だん歌詞が深くなってくるね
・・・感心した様子。よしよし、この調子・・・後はクリに
巣食ってるハチを駆除するのみ。

そう言えば、孫のまわりを１っ匹２匹飛んでたっけ
・・・誘導するなんて・・・ホント、危ないオヤジ。

アイガモとカラスの対談　2012-07-02

田んぼで草取りしてるとき、ふっと顔をあげたら、向こうの畦畔で
茶色い塊と黒い塊が見えた。よく見るとアイガモとカラスが対面
している・・・１mぐらいで向き合ってる。

何してるんだろう・・・しばらく動かない。
クチバシが動いてるような・・・消費税の話とか。

フーン、鳥の世界でも種を超えて対話するときあるんだ
・・・妙に感心する。そのうち、カラスが歩みだし、アイガモは
そのまま道をゆずった・・・不思議な光景を見る。

やはり、威嚇だけではなく、紳士的な対話は必要なんだな。



日本一周一人旅　2012-07-03

ホームセンターで買い物をし、レジでバッタリ同級生と逢った。
最近の様子を確認し、お互い懐かしんだ。

聞けば、4月末から6月末まで、退職記念として車で日本一周一人旅
から3日前に帰って来たばかりだという。・・・車中泊しながら
世界遺産、観光地などほとんど観てきたという・・いやあビックリ！

話しながら歩を進めて行くと偶然にも、私の車の隣に同級生の
車があった。

大きなグレーのワンボックスカーで新車のように見えた・・聞けば、
ヴ○ルファ○○だという・・・この車で日本一周して来たんだと
感心しつつ、平成14年に買って35万キロ走ったと聞かされ、
さらに驚いた・・・3万5千キロ?と思わず問い直した。

同級生は、ドアを開けてメーターを見せてくれた・・・一、十、百、
千、万と桁数をのぼって行くとさらに数字が・・確かに35万キロ
ちょっと。

洗車は吹き付け（高圧洗浄）で手では洗わない、エンジンオイルは
小まめに交換だとかコダワリがあった。

不具合はなく、まだまだ乗るという・・・日本一周にもビックリ
したが、この車にも驚いた・・・帰路運転しながら、そろそろ車
買い換えようかなという思いは、当然ボツ。

関ヶ原の合戦　2012-07-03

昔、ドイツの著名な軍事評論家が、ある博物館を訪れた。

関ヶ原合戦の東軍、西軍の陣容をみて、なぜ西軍が負けたのか
解せなかったという。うらぎり者がいたとの説明で、その著名な
軍事評論家は納得したという。

やはり、世界どこでも「和」は大切だと認識しているんだよな。
最近の国会はどうなんだろう・・・関ヶ原の合戦を見るような。



牧草地の放射能除染作業　2012-07-04

昼過ぎ、高台にある我が家の牧草地からヴォォ、ヴォォと
エンジン音が聞こえてきた。かねて、打ち合わせした牧草地の
放射能除染（土の反転）作業に大型トラクターが来たのだ。

早速、その作業を見るべくツナギに着替えて現地にいった。
回転灯を回し作業するグリーンの車体、イエローホイールの
ジョンディアトラクターがそこにいた。

トラックで言えばコンボイ、オートバイで言えばハーレーと
いったようなアメリカン大型トラクターである。

グリーンの巨体は硬く締まった草地に、アタッチメントされた
数連の白い爪を深く食い込ませ、力強くグイグイ引っ張っぱってゆく
・・・みる間に底の土を反転させ剥き出しにしていった。

我が家の小さな耕地に雄大なアメリカンを見たようで、とても感動
の日だった・・・実は自分にも、大型トラクターやハーレーバイク
に乗る運転免許はある・・・が、乗る機会、運転する機会がなかった
・・・だから、よけい感動したと思う。



ハチとの戦い　2012-07-04

我が家の、大きなクリの木の中にハチが巣食っている。
孫たちに危害を加えては大変だと、ハチの動きが鈍くなった
夕方に駆除剤をスプレーし、さらに充填材で出入口をふさいだ。

これで安心と思いきや、翌朝には、何ごとも無かったように
ブンブン飛びまわっていたのにはビックリ。見ると別な箇所から、
ハチが出入りしている・・・どうやら、硬い皮の下で別ルートを
作った様子。

それにしても、一晩で回復する生命力というか、嬢王バチを守る
忠誠心というか・・・本当に働きバチとはよく言ったものである。

さて、感心ばかりしていられない、これからどう対処したら
よいものやら・・・やはり、高い料金を払い専門家に頼むしか
ないのか・・・それもくやしい・・・ハチとの戦いは当分続き
そうである。

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タカの群れ、飛来！！　 2012-07-05

放射能除染のため反転耕起された草地は、荒涼とした黒い海原と
化した。大きなミミズたちが何事かと、驚いたように顔を出して
いる。

アメリカントラクター・ジョンディアが去った翌朝、黒い海原に
大きな鳥の群れが羽を広ながら動き回っていた。ワシかな？、
いやタカかな？（タカにしておこう。）

両の手に余る数である。ざっと16羽ほど、自分は初めてみる大群だ。
タカたちは、ミミズを喋んでいるようだった。あるいはモグラかも
しれない。

この空の王者の群れの周りは、愛くるしいカモは勿論、
ずうずうしいカラスの姿さえもなかった。

そのうち、一斉に大空に舞い上がり、大きく広げた羽でグライダー
のように優雅に旋回したあと、何処へとも去っていった
・・・猛禽類絶滅の危機と聞くが、一体どこからこの大群が飛来
したのだろう・・・しばし野良仕事の取り掛かりも忘れて
見とれていた。



ネコ様、参上　2012-07-06

私が田んぼ仕事をしていると、いつもと言っていいほど三毛の
ネコ様が現れる。

我が家で飼っている訳でもないが、遠からず近からずの場所に
陣取り、スフィンクスの構えで目を細めながらこちらを見て
いるのだ。

そして、しばらくしたのち、何処へともなくゆっくり去って
行くのである。

ヒゲを生やし厚かましく参上するこのネコ様に、仕事ぶり？
を現場監督されているような気がしてならない・・・私は、
ネコの手も借りたいほど忙しい？のだ。

ことの大型化　2012-07-06

昨夜の雨で、田畑もやっと一息つけたような・・・。
それにしても、ここ数年大雪、地震、大雨、竜巻など大型化して
いる。これからは、台風被害がとても心配だ。

追伸
私の知り合いから声が届いた。
「凄いね、顔が見えないからいいんじゃない。
みんな清らかな真面目なオッサンがかいてるだろうな
・・・て思ってるよね」

あまり褒めるのハンズカスーから、やめてケロー・・・私はとても
真面目で清らかな人間なのである。

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