甲子園高校野球決勝・・・ほか9話
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最終更新日:2018/04/16
日記
甲子園高校野球決勝 2012-08-23
今日は、高校野球の決勝戦。ガッツリ応援しょう。大阪桐蔭高が
優勝なら春夏連覇、光星学院高が初優勝なら春夏通じて初めて
優勝旗が白河の関を越えるという。
しかし、決勝が春夏同一カードとなるのは史上初めてとか。何か
因縁めいた試合だな・・・いうことでヒエ抜きは休み、休み!!
甲子園高校野球決勝(その2) 2012-08-24
昨日の決勝は、初めて白河の関所を越えるかと期待して観戦した。
・・・が大阪桐蔭の藤浪投手にすっかり抑え込まれてしまった。
聞くと身長が196cmあるとか?
大柄と言われる選手より、10cm以上も背が高い。
打っても飛ばない重い球。
さすがの光星学院の強力打線も歯が立たなかった。
青森と大阪の対決であるが、実質、青森の中心選手は大阪出身者
だという。昔のように、はっきりした地域性は無くなったなぁ。
ちょっとでも、活躍する選手がいれば、外人(他県出身者)選手と
見なければならないのか? 少し、複雑な気持ちである。
高校球児の爽やかさ・・・ありがとう。
さて、私の、ホームグランドの田んぼでのニュース。
昨夜の豪雨で、稲が一部倒れかかっている所があった。
トンボの命 2012-08-25
暑さで窓といわず戸といわず全開。
昼休みでテレビを見ていたら、突然、大型トンボが家に入って
来きた。
胴からしっぽまで黒い縦縞模様のトンボ。鬼ヤンマだ。
頭上スレスレを旋回したり、ホバーリングしたり、間近で見る
鬼ヤンマは怖いくらい迫力がある。
大型トンボに、空を飛行しているセスナ機のブーンという
エンジン音が重なる。B29(太平洋戦争で東京空襲した重爆撃機。
人々はこの爆音が聞こえると怯えた)か?
2~3回旋回し後、台所に消えていった。
小川が近くにあり、紛れ込んで来たんだなと想像する。
何げに、台所に行くと、ジジッ、ジジッと音がする。
見ると網戸と鍋の間にさっきの鬼ヤンマが挟まっている。
網戸に当たり脳震盪でも起こして落ちたかと勝手な想像しながら、
かじられない様に胴をつまむ。簡単に捕獲だ。
大きな羽は、ちょっとした、うちわだ。
面白からといって、羽からくる風を楽しんでいたら、家内から
トンボの命は一週間、早く逃がしなさいの一言で、ハイハイと
外へ逃がしている私だった。
周りが自然の我が家の訪問者は、人様以外にハチ、アブ、ハエ、
蚊、コオロギ、蜘蛛、カエル、先ほどのトンボというように
何でも有りだ。
イガ栗のウニ 2012-08-26
公民館での研修の朝、
庭園を一周した。市内でも大きな日本庭園である。
途中、孫を背負ったあ婆さんと出会った。近所に住んでいる
のだろう。手に、イガ栗一つのせて。
大事そうにのせているイガ栗に、海の幸ならぬ山の幸、
緑のウニを連想した。
声を掛けると、あそこにクリの木があって、楽しみにしている
との事。ごめんくださいの挨拶とともに去っていった。
日本庭園での風情な挨拶。その日の研修の爽やかな事。
帰り際、曹洞宗の古刹に寄る。
夜、近所の居酒屋で、月一の居酒屋愛好会
社長さん、元会長さん、菓子職人さん、サラリーマンさん、
農家さん、主婦さん等々約15名程集まり、飲めや歌えや踊れや
でガッツリ楽しむ。
皆さんカラオケがウマい、私も負けじとマイクを握る。
ということで、かなりの後遺症。やっと今投稿することができた。
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孫の迎え 2012-08-27
娘から久し振りに2匹(2人)の孫の迎えを頼まれた。
1匹は4歳、もう1匹は11ヶ月。どちらも男の子。
チャイルドシートをセットし、保育園に向かう。
4歳のほうはヤンチャであり、私を見るとすぐ駆け寄ってきた。
11ヶ月のほうは、今一番人見知りの時。泣かなければ良いがと
思いつつ不安な対面。案の定、泣かれる。泣き止まない。
保母さんにお礼を言い泣いたまま抱っこして退園。
娘の家に寄り小学3年生の長女を載せ、子守をさせながら我が家へ。
アイスクリームをおごることになった。ところで車の留守番は
誰にする。
僕もいや、私もいや、自分たちで買い物できるからといって
孫2人だけで、買い物にいった。しっかりと長女におじいちゃん
お金ちょうだいと言われてしまった。泣く孫と二人車に残った
訳だが待つ時間が長いこと。
無事買い物が済んで、我が家に向かう。小径に入りゆっくり
進んでいると、長女がおじいちゃんの車遅い。お母さんはもっと
早いよ。60キロ出すよ。私の20キロはノロノロに感じたらしい。
長女はさらに言った。走った方が早い、走るからおろして、
ねえ早く止めて。車から降りた長女は、私の車の前を元気よく
走っていった。
我が家に着いて、待っていた長女は11ヶ月の孫のチャイルド
シートを外し、そのまま抱えて家に連れていった。手馴れた
ものである。アイスクリム代はかかったが長女を連れてきて
正解であった。
ヒエ抜きのコツ 2012-08-28
今の時期になると田んぼのヒエも大きくなる。稲の間から
ニョッキリ顔を出してくる。その箇所めがけて稲をかき分け近づく。
もちろん途中の稲間に見かけたヒエも抜き取りながら。
今までヒエ抜きがとても大変だったのは腰をかがめて、ヒエの根を
つかんで引き抜く作業だからだった。ヒエを見つけては、いちいち
しゃがむのである。暑い最中体力は消耗する。
疲れて何げに行った動作で、体力を消耗しない方法を見出したのだ。
要は、立ったまヒエをつかみ、ヒエが切れない程度の力で、やさしく
リズミカルにチョイチョイと数回引っ張るのだ。
すると根元からスルッと抜き取る事ができる。たまーに茎が切れる
ことがあるが、確率は9割5部と高い。根に付いた泥の塊を絞るように
して取り、ヒゲ状の根だけにする。これで抜き取り完了。
今日の作業はこの要領で行った。面白いように抜ける。腰をかがめ
なくても楽に抜き取ることができる。農作業にも、今風のエコが
必要なのだ。してやったりと一人でニヤリ。
トンボの命(その2) 2012-08-29
― トンボ論争 ―
アパート暮しの息子が帰ってきた。ブログ見てるかいと私が
問いかける。ああ見た見た。トンボの命は笑ったよの返事。
なぜ?と私が問うと、息子はトンボの命一週間は無いな、
一週間はセミだろう。あれを見た人は笑ってるよと言った。
家内を捕まえて、お前一週間と言ったよな。
家内曰く一週間と言わない、トンボの命は短いと言ったのよ!
私には一週間と聞こえたとの押し問答。
いずれ、一週間は無いだろうの結論。
じゃあ、直さなきゃあ、差し替えなきゃあ。
息子曰く、それじゃあ読者は納得しないだろう。続編でお
詫びすればいいんじゃない。
結局、この記事投稿で「トンボの命は短い」ということで、
読者の皆さん御免なさい!!
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バニラアイス 2012-08-29
私の好きなアイスクリームは、シンプルなバニラアイス。
ところが、材料となるバニラ(バニラビーンズ)が高騰している
という。手に入らなくなり食えなくなるかも・・・と。
昨日、帰宅したアパート暮しの息子とビールを飲みながらの話題。
フーンと驚きを隠して、どうせガセネタであろうと思いながら
バニラビーンズなるもののウンチク聞いていた。
翌日になって、いや、待てよ。この間も息子から、明日から
ガソリンが値上がりするの情報も当たっていたし、気になり
ネットで調べてみた。話は本当で、かなり深刻なようだ。
原因は、世界的な規模の異常気象で、主要な原産国のメキシコ、
インドが干ばつで大きく減産しているとのこと。日本は、主に
マダカスカルから輸入しており、こちらもまたサイクロンにより
壊滅的な被害とのこと。
価格も倍近く跳ね上がっているらしい。
今のところ、何げに普通の値段で買って食べている訳だが、
近々バニラアイスは本当に値上がりするんじゃないかと・・・。
影響のない今のうちに大量に買い込んで置こうとか、馬鹿なことを
考えながら家内から渡された、今日の労働のご褒美のバニラアイス
を遠慮なく、バクバク食べている私であった。
ヒエ抜き(その2) 2012-08-30
10時過ぎであろうか、田んぼで黙々とヒエ抜きをしていたとき、
道路に1台の車が止まった。窓越しに課長~!(私のあだ名)と
声がする。
車から降りてくるや、課長~!ブログ読んでましたよ~!と
人懐っこい笑みを浮かべて近づいてくる。その後をもう一人が。
近づく二人に私もヨオッ~!と声を掛ける。かっての同僚である。
一人は事務方、一人は施設の巡視員。懐かしさと泥だらけの
恥ずかしさが混同した。
トンボ談義から始まり、同僚仲間の安否確認。皆、元気でいると
いう。各ポジションの事情はあれ、皆頑張っているのだ。
よかったという安堵感。
差し入れのドリンクを飲つつ、冗談話を交え情報交換。
課長の作った米おいしいですね!米できたら試食してもらうから!
と言って別れた。
目の前を、我が家の牧草地の放射能除染作業に向かう、アメリカン
大型トラクタージョンディア2台が豪快なエンジン音をたて
通って行く。手を振り挨拶する。
思いがけず、お世話になった二人から、元気をもらった私は、
同僚とはいいものだと喜びを噛み締めながら、残りのヒエ抜きに
精出すのであった。
牧草地の除染作業(その5) 2012-08-31
田んぼのヒエ抜きをしていると、女性が運転するフロント
ローダー(荷役作業機)を装着したジョンディア(アメリカン
大型トラクター)と、男性が運転する大型ブロードキャスター
(肥料散布機)を装着したジョンディアの2台が我が家の牧草地に
向かって行った。
例のご夫婦だ。2日前に届いた1袋200kgの肥料12袋分の肥料
散布に来たのだ。
フロントローダーで肥料袋をつり上げ、ブロードキャスターに
2袋入れる。旦那さんがフロントローダーを巧みに操作して
ブロードキャスターの真上に肥料袋を持ってくると、その下で
待ち受けていた奥さんが紐を解き肥料を流し込む。
空き袋をフロントローダーのフックから外すと、次の肥料袋を
釣り上げるため、フロントローダーは移動し、ギリギリ奥さんの
所に近づく。ヒヤッとするほどだ。奥さんは動じない。
旦那さんの操作を信頼しているからだ。ご夫婦のあ・うんの
呼吸というのだろうか。
フックに取り付けた2袋目が持ち上げられ、ブロードキャスター
に流し込まれる。積み込みが終わり、ブロードキャスターを
装着したジョンディアは豪快なエンジン音をあげ、疾走する
ように肥料を散布して行く。
バシャ、バシャと一本のパイプが左右に動き、その先端から粒状の
肥料が弾けるように散布されて行く。それは犬が喜んでご主人に
シッポをふっている様子だ。
奥さんに、凄いね、このトラクター運転するんだ。
そう、運転しなきゃ仕事にならないよ。
そして、私、馬鹿だからね、こんなことしか出来ないのよと
謙遜する。
いやいや、バカだった免許取れないでしょ~。奥さんは
恥ずかしそうに喜ぶ。大型特殊免許だという。大型トラックも
運転するという。私も大型特殊(農耕用)の免許は持っているが、
この馬鹿でかいトラクターは運転したことがない。大したものだ。
作業は順調に進み、昼のチャイムが鳴った。昼ごはんは食べないで、
隣の家の牧草地まで一気に散布し終わってから食事するという。
休みを取ると調子が狂うからという。
じゃあ、終わったら、旦那さんと、ビールでもキュッとだねと
冷やかす。そう、静かに飲むの。意味ありな言葉。へェー静かに
ねェ~とお節介する。
旦那は酒飲まないの、タバコも吸わないし。私一人で静かに飲むの。
そうでしたか、しかし色々有りますなぁ~。
そうこうしている間に我が家の作業は終了。トラクターから
降りてきた旦那さんに、手元にあったコーヒー缶を渡すと、
ニヤリと笑って受け取り、2台のジョンディアは隣の家の牧草地
へと移っていった。お疲れさまでした。
※この作業は、福島原発放射能漏れ事故の除染作業プロセスの
一部です。
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