さんごくし・・・ほか７話

さんごくし　2015-03-01

只今、三国志にハマっている。
70シリーズほどの大物語、まだ20シリーズゆえ諸葛孔明までは達して
いない。

しかし、これほどまでと思うほど、あいての心中を読んでの合戦。

読めなければ敗れる、つまり死なのだ。この時代に比して何と今の
世の中、甘いことか。改めて、自分自身が「おぼっちゃま」であること、
痛感する。

追伸、三国志演義と三国志では曹操、劉備の捉え方が違うことに唖然。

演義では劉備は正義の味方、悪の曹操をこらしめる日本人好みの趣向。
三国志では、劉備をしのぐ曹操の思慮深さの行動、劉備に動かぬ
（腰抜け？）じれったさ。

これ見てる限りは、私は悪役と称されてる曹操の行動（現代に通じる）
に痛く感銘。心の読みの勉強をするなら、三国志だね。



餌えさ　2015-03-02

給食の味が不評で、子供が発した言葉。
「おっちゃん、これ給食ちゃうで、餌やで」
給食の視察で、ある議員が目の前の生徒に、こう言われたというのだ。

この事態に愕然とした議員は議会で発言、逆に首長に噛み付かれた。
首長の猛烈な反論、そして、もっと子供への「食育」の必要性を訴えた。

僕の子供が言ったら、大激怒だ。
温かい汁物やカレーなども出している。僕の子供が「餌だ」と言ったら
大激怒する。

飽食時代を象徴しており、国の崩壊につながりかねない。食育をして、
教育しなおすべきだ。

僕は、ご飯一粒残したら、親に怒られていた。農家の人にどれだけ
失礼なことなのか。アフリカや北朝鮮の子供たちに比べ、感謝の気持ち
を持たないとだめだ。と、首長は一気にまくし立てた。

さらに、○○先生も、こんなこと言われたらガツンと怒らないと
だめだと思いますよ。首長は議員にこうたたみかけた。

さて、首長の高飛車的？反論に、さぞバトルになるかと思いきや、
次行きますと、別の質問に移った議員・・・れれっ、ズッコケ。

いかに自分が他力本願的なこと、悟ったのかな？ 臆せず議論すれば
いいものを。

一農家の私は首長の発言に、とても感銘した。
「食育」の教育論を展開した、この首長がいるお国は（自治体）、
崩壊ということはないだろう。

2015年2月27日　産経新聞　から思ったこと記した。



解体　2015-03-03

自民党がJA解体へラストスパートをかけてきましたね。
JA解体のターゲットは金融改革だと言われている。

2月9日、JA全中、万歳会長は自民党のJA改革を受け入れた。
当時は西川農水相がいて、林農林水産戦略調査会長が手綱を握った
かの構図。

実態は、西川農水相を通り越し、指揮をとった人物（K）がいる
という。

しかも、JA全中万歳会長までのラインがあり実現されたと聞けば
驚くばかり。まさに三国志といったところですね。

さて、JA改革が進む中、JAから推薦を得て議員は自民党だけでも
218名いるという。この議員、つまり造反者ということになり、
農家は怒り心頭だろう。

4月の統一地方選挙で、自民党系列議員はそのあおりを、
かなりくうだろうなあ。

これほどのリスクを負いながら自民党はなぜ強硬するのか？ 不思議。
犠牲を払う以上のメリット？　序段に記した金融改革のようだ。
純資産52兆円のJA共済、これがターゲットにされているというから驚き。

人物（K）上に、経済の知恵者（T）がいるというのだ。
嘘かまことか、JA共済を外資に売り渡す準備が進められているとも。
ああ、JA改革、かさねて三国志ですね。



オールウェイズ・ラブ・ユー　2015-03-04

先日のTV歌謡コンサート、和服で英語で見事歌いきった歌手がいた。
オールウェイズ・ラブ・ユー、早世したホイットニー・ヒューストン
の歌。映画ボディーガードのテーマソングだ。

歌手の名は島津亜矢、ド演歌歌手、風貌もホイットニーと
似つくところなし。私の驚きの前で、イントロが始まった。
イフ・ア～～イ・～～・・・
♪ エンダー～～・・・圧倒的な声量で、一気に盛り上がりへ。

腰が抜けた、声質も似ている、冗談でしょう・・・。

愛してるけれど、あなたの邪魔になるだろうから去ってゆくわ。
女性が語る別れの歌。

結びは、中島みゆきの恩知らず
～まだずっと好きだけど、ごめん

最後の除雪　2015-03-05

昨夜から静かに降っていた雪、今朝の結構な積雪。
昨日はベタ雪を除雪、土肌も削って汚い除雪となった。

春の雪は溶けるのが早い、
ゆえに、このままにしておくか、やはり除雪すべきかのジレンマ。

脳裏に浮かぶは、毎日単車に乗って配達する郵便屋さん。
腰痛持ちのお宅、どこからともなくやってくる猫殿。

期待を裏切っちゃいかんな。
最後の除雪となることを祈りつつ、さて、ぼちぼちやるかあ。



完熟　2015-03-07

堆肥の切りかえしをやった。
稲わらのみでの堆肥だったが、どうやら完熟に近い堆肥となっていた。
切りかえしの切りかえし、何度行ったことだろう。
牛糞も入らない堆肥で、実際、ここまで上手くゆくとは思わなかった。

堆肥の切りかえしを午前中で終了し、午後から稲ワラ切り。
ひさかたの汗、下着を取り替える。
それと同時に脇腹が痛んできた、肉離れが完治しておらず無理をした
ようだ。こりゃあ、ゆっくり作業するしかないね。



さんごくし2　2015-03-06 

對酒當歌
人生幾何

酒に対えば、当に歌うべし
人生　幾ばくぞ

さけにむかえば、まさにうたうべし
じんせい いくばくぞ

ご存知、曹操の作ったうたである。
この短歌は曹操が赤壁の戦い前夜、将兵を鼓舞するために歌にしたと
云われている。

何とも粋な歌ではないか

粋な歌と粋なお酒
香川県の地酒で綾菊のラベルにこの歌が。
福岡県の地酒で菊美人のラベルにこの歌が。
ほか幾多もあろうと思う。

この歌を前にして戴く、お酒、
さぞや、大英雄になった気持ちに浸れることだろう。

さて、三国志、第57話まできた、90余話まであるようで、この先まだ
まだ。三顧の礼で名高い諸葛孔明登場後、赤壁の戦いも終わった。
完敗した曹操は敗走する。

途中、敗走路を予期して、待ち構えていたは、劉備の弟分、関羽。
対峙するも、何故か、道を開け曹操を逃す。
逃した理由に曹操と関羽の秘話があった。

人それぞれに想いがある、考えがある。
三国志は心を読み取る教本とも言えるのではないか。
徳川家康、3度読んで天下をとったとか。

そうそう、広報紙の配付をしなければ、ではこの辺で御免。



急逝　2015-03-08

急逝といえるかどうか分からないが、元同僚が亡くなった。
私より4歳若いかな？ 肺がんだという。彼は、そんなにタバコを
吸っていたのかな？ そんな風には見えなかったが・・。

友より、そのお知らせとともに、気を付けられたしの言葉。
ごもっとも・・、ありがたく頂戴し、元同僚のご冥福を祈る。