健全な食で生きる力を育む
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最終更新日:2018/09/13
日記

ここに興味深い研究がある、自殺と食の関連についてということで、
2013年に国立がん研究センターが発表した因果関係説である。
40~69歳までの男女約9万人を対象に調査がなされている。
以前より自殺については心理、紗季的要因について分類されてはいたが、
食事にも要因があるかを調べたことに着目。
調べ方は以下の3パターンにわけて行われた。
1. 134項目の食品・飲料の摂取量のうち、野菜や果実、芋類、大豆製品、
きのこ、緑茶などを多く摂取するいわゆる「健康型」といわれる食事
2. 主に肉やパン、コーヒーなどを多く摂取する「欧米型」といわれる食事
3. ご飯とみそ汁、漬物、魚などの「伝統型」といわれる食事
その結果として、
男女ともに「健康型」の食事が多い場合は、自殺のリスクが半減する
ことが分かった。「欧米型」、「伝統型」の食事は自殺との関連は
みられなかった、とのこと。
後者2つについてはっきり差はないとしているものの、「健康型」に
ついては頷ける理由が述べてあった。葉酸や抗酸化ビタミンと呼ばれる
ビタミンCやカロテンの摂取が多いからではないかとのこと。
確かに緑黄色野菜に多く含まれる葉酸や抗酸化ビタミンは、自殺の危険
因子として知られている「うつ」に対して予防的に働くとされている。
さて、大人になって食事型を変えるの今更感は否めないところであるが、
これを子どもたちに置き換えたらどうなんだろうという想いの私。
この結果について、子どもたちの自殺予防に応用できないだろうか
なんてね。先日の「食育」でも述べたように食べ方は生き方に直結する
もの。子どものころから、健全な食事をすることは生きる力を育むこと
なのだから。
併せて、子育てで大切なこと!「自分は自分のままでいい」という
自己肯定感が大切、自分のことが好きな子は自ら命を絶つことはない
はずだから。
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