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5日前その4・・・ほか4話

公開日: : 最終更新日:2018/03/17 日記

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5日前その4 2016-02-03

お通夜は会場席一杯だった、和尚さんが遅れて到着、
ヤキモキさせられた。
しめやかにお経が始まり、参列者合掌。
手渡された教本数ページを合唱、
喪主挨拶、奥さんが立合いのもと、
息子が挨拶。


立ち上がりよろける、挨拶の途中に苦痛の顔、必死に耐えてる。
膝に来ていたらしい、膝がじんわりぼうぼうとなって大変だったようだ。
なれない膝立、他人ごとではない、何かしらの方法がないものかと思う。

どうなんだろう? 最初から胡坐をかくとか、失礼かな?
自分だけ膝いすでは、参列者に失礼だろうし、
こりゃあ、最初からいす式の会館を選ぶしかないね。

お通夜後の会食、故人を偲ぶ席である、
近所の衆、親族の方々とそれは賑やかなものであった。
私も一献、知らずに座ったとなりの席が、何と息子(故人の)の
嫁さんのお母さんであった。


若いなあ、よく娘さんと姉妹と間違われません!?
そんなこと~、はにかむ様子にまんざらでもなさそう。
お酒も結構いける、旦那さんは下戸だとか、よく一人で居酒屋に
行くとか、
私と鉢合わせもアリですね、冗談を言いつつ故人を偲ぶ。


後かたずけを済ませ、家内の運転で帰宅、今日の余韻がまだ残る。
会館では、故人の奥さん、妹夫婦が最後の一夜を明かすことと
している。
明日は、火葬、葬儀、ご法事だね、受付けの責任者として
1時間前セットで忙しいだろう。
この日も何とか早めの就寝に努力、
まだ葬儀に事件が起きること知る由もない。




5日前その5 2016-02-04

通夜会館から火葬場に向かう出棺法要は10時から営まれた。
火葬受付のため私は若い衆数人を引き連れ早めに火葬場へ。
火葬場の受付は寒かった、申し訳ないが防寒着での応対。

ほどなく、リムジンが到着、故人が生前に車好きだったことから、
葬儀社が用意出来る最上の霊柩車が用意されたのだ。
家内も遺影を持って乗車したはず、
後で乗り心地聞こうっと、いや、そんな余裕などないか。

火葬前のお経が始まった、受付の若い衆も交代で拝んでもらった。
火入れが始まり、遺族・ご法事出席者の面々は控え室へ。
昼ごはんを食べ、午後2時から始まる葬儀の寺院へ向かう。

マイクロバス移動の参列者の大方はアルコールが入り、
納骨まで待機してる。
オレも飲みたいなあ、羨ましさをグッとこらえて
12時半には出発。目指すお寺は、途中までの道のりは分かる。が、
その先どうも自信がない。
グーグルマップを印刷した地図、助手席に
乗った故人の妹婿殿に渡しナビらせる。


やはり、途中で道に迷う、後から付いて来た車2台を巻き添えにする。
後続車に乗っていた、故人の娘婿殿、スマホでナビっていた。
一旦本通りまで戻り、線路沿いの道路から入るのが分かりやすいの意見、
さすが自衛隊幹部養成隊員だけある、アッタマいい。

印刷したグーグルマップにもその道路が印刷されていることは
確認していた。
近道をしようとした右折左折の田んぼ道(農道)の
コース取りが迷った要因。
大回りだが確実性が早道、メンツも何のその、
そうだね、と素直に意見に従う。


線路沿いの道路を北上すると、すんなりお寺に到着。
やはり何ごとも急がば回れだね。



お寺の玄関を入ったところに受付をセット。
下駄箱前にお寺が用意した靴札があり、各自のセルフサービスと
なっていた。
大きい方を靴に挟んでおき、小さい方を引換券として
自分が持っているという仕掛けだね。


葬儀予定時間を過ぎること20分、2度ほど参列者にお詫びのアナウンス。
参列者の方々は、辛抱強いというか、笑って頷いてくれた。
本堂は、暖房もよく効いて、椅子式でもあり、ある種の心地よさが
幸いしたようだ。


お骨と遺族・ご法事出席者のマイクロバスがやっと到着、
遅くなりましたと恐縮して詫びる葬儀屋さん。
そうだよ、2回も詫びながら遅れをご案内したんだぜ、
と軽くおちょくる私。


葬儀のお経が聞こえてくる、時間も経過して始まったことから、
もう受付に来る人は無しと判断。
さあ、あなた達(受付の若い衆)も
葬儀に出て拝んでくださいと促す。


大きな紙袋に受付簿、御霊前、筆などをまとめ車に保管、追いかけ私も
葬儀に参列した。


葬儀が終わり一般の参列者の退席後、遺族・ご法事出席者による
初七日の法事が執り行われた。
こういう組合せの葬儀方法もあるんだね、
お寺でも最近の合理的?時勢柄を反映してるのかな?


葬儀に比し少ない時間で初七日の法事は終わった。と、その時、
葬儀屋さんが血相を変えてバタバタと私に駆け寄ってきた・・。

続く~

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5日前その6 2016-02-05

怒ってるんだよ!
誰が?
誰かが靴をはき違えて行ったんだよ!
どうしてくれる? 責任者を呼べ!って
動詞だけの対話が続く。

責任者って言ったって、お前が(葬儀屋さん)責任者だろう!
ここでやりあっててもしょうがない、
とりあえず、当事者のもとへ駆けつける。

そこには、初老の紳士が立っていた。興奮も幾分収まった様子。
お詫びしながら名前、住所、連絡先を確認。
靴はリーガル製だと言う、高けェ靴、ヤバい! 一層慎重になる。

残った靴やら、今日の参列者に確認照会やらしますので、
時間をください、としか今は言いようがない。

私どのようにして帰ったらいいんでしょうか?・・・そりゃそうだ。
お寺から履き捨てのサンダルを提供頂き、その場を何とか収める。
丁寧に見送り、ご帰宅頂いたという次第。

そんなこんなのバタバタ。その場で頭を整理してると、
付け法事(ご法事後の会食)が始まります、早く席に座ってください。
ここでまた、慌てふためく葬儀屋さんに促される。

はあっ~!?、何でお前に催促されなきゃならん?
苦々しく思いながら2階の会場へ。
付け法事出席の皆さんはすでに
着席していた、私が着座するのを待っていた様子。

心の中では、始めていればよかったのにと思いつつ、すみません遅く
なりました、
しょうもなく詫びている私。ちょっと理不尽。


喪主挨拶後会食が始まって、ビールを飲み干すも、先ほどの出来事が
尾を引く。
さて、この後始末どうしたらよいものやら。

うまく、はき違えた方が申し出てくれればいいが・・・。

そこへ、家内が付け法事出席者から預かった幾ばかのご霊前を
私に差し出す。
これ預かりました。あなたのお仕事(受付)最後まで
全うしなさい!
あっけに取られる私、語気を強めたピシャリの追い打ち。


すでに、受付簿の類は故人の家族に渡してるし・・・。
御免とばかり、受付簿の追記依頼とご霊前をそのまま家族に
手渡すしかなかった。


マイクロバスから降りた葬儀・ご法事出席者は、庭先で行列して
3回半の輪巡りを行い、
そのまま本堂に上がったことから受付は通ら
なかったいう訳。
そんなことから会食前にご霊前を出す方が多々。


想定外とは言えタイミングも悪かった、私が玄関でバタバタしてる
最中だったから。
ご霊前まとめてくれた親戚の方には感謝です。




さて、靴履き違いの件・・・道義的にも被害者の自己責任は
ないだろうなあ。
そう思いながら、頃合いをみて、事の次第を
故人の家族に報告。


参列者一人々の確認はとても無理でしょう。しいては、葬儀社、お寺、
主催者(家族)にて折半しかないだろうのアドバイス。


いやはや、少し強引とも思えるアドバイス。責任逃れの感がしない
でもない私。
この事件に対しては、後日、報告なり相談があるだろう。

その際は、受付者の手前、折半に加わるもやむを得ないだろうとの思い
もあって。
(あれから、5日たった今、音沙汰は何もない。)


結局この日、家族には2つの大きなお願いをした格好。
名簿にご芳名を追加記帳して整理して下さい、
靴のはき違えの後始末があります・・・と。

お酒が進むにつれて、そんなこともいつの間にやら頭から消えて、
遺族・親族・ご近所の面々に、お疲れさまとお酒を注いで回ってる私。
お開きとなり、マイクロバス組が帰ると、さすがに会場はガラン。

一人、応接の間で吸うタバコに、やっと終わったなあと深い感慨。
そのうち会場の後片付けも終わり、帰宅の段。
故人の妹夫婦、娘と子供さんを宿泊するホテルまで送ることとなった。

私の車だけでは、目一杯、荷物が積くだろうか?
幸い、お手伝いに駆けつけてくれた、私の息子の嫁さんの車がある。
2台に分乗してお寺を後にした。

途中、故人の家に寄ってお休みなさいのご焼香。
そこでは何と、線香代わりにタバコを立て、2人で対話してるかの
ごとく息子の姿があった。


会社現場での突然の心臓死のもと、早世した義弟の供養、今日も
色々あった。
運転手の家内、息子の嫁さんありがとう、ご苦労さん。


帰宅後、嫁さんからいただいたメールが何とも心を打った。

今日はありがとうございました。
声を掛けていただいたおかげでお母さまの
ご親戚の皆様にご挨拶できましたし、
叔父さんに最後のお別れをすることが出来ました。

運転手くらいしかお手伝いできませんでしたが、
僅かながらもお役に立ててよかったです。

いただいたお芋(焼き芋)は早速○○(1歳児)のお夕飯になりました。
あまりの美味しさに一心不乱に食べております。

スプーンを奪い取ってかじりつき、ペロリと平らげました
本当に甘くておいしい芋ですね。
ご馳走さまでした。

今日はお母さんもお父さんも
お疲れでしょうから、ゆっくりお休みくださいね。



お米お願いします 2016-02-06

鹿児島の方から電話があった、
そろそろお米お願いします・・・了解です、
私の特別栽培米が美味しいしという方である。

そちらの冬はどうですか?・・・鹿児島の方、
それがねえ、いつもより全く少ないんです、雪が・・・私、
そちら(南国)のほうに持ってかれたんじゃないかな?と冗談を返す。

ところが、向こうはかなり深刻だったらしい、
20センチも積もったんですよ、びくりです・・・鹿児島の方
いままで、このようなこと無かったんですが。

交通は麻痺するし、学校は臨時休校するし、大変でしたよ。
スノータイヤなんて履いたことも無いんです。
だから、タイヤチェーン買いに行ったら売り切れでしたよ。

九州南端の鹿児島でそんな状況だったなんて、にわかに信じられない。
が、ご当地の方が体験したんだから真実。

電話で一通りのやり取りのち、
それじゃあ、今回も10kgよろしくお願いします。ということで、
さっそく荷造りを済ませた。

その日の夜、桜島が噴火したというニュース、
何としたことだろう、鹿児島の方どうなんだろう? 心配。



オリーブオイルの摂取 2016-02-07

2週間ほど前から積極的に摂取するようになったオリーブオイル。
何やら分からんが結構身体にいいと聞く、便秘にもね。
なるほど、効き目は抜群、時にはゆるすぎるときもある。

人それぞれの適量というものがあろう。
自分の適量まだ掴めてない。ただ、早く効能がでるよう、
多めの摂取をしてることは確か。

だから、午前中に3回、トイレ通いってことも。
合わせて、鼻の通りも良くなってるような。
調べると、鼻炎・花粉症予防にも効果があるとしている。
そのほか、思った以上の効能の数々、益々興味を深めてる今。

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